令和4年度留学生就職支援講座「OBOG交流会・面接体験」11月19日(浜松)、11月26日(静岡)

2023年02月01日

 

当協会では県内企業に就職を希望する留学生に対し、就職に必要な知識やマナーの習得、静岡県の産業や企業についての理解を深めるための就職支援講座を実施しています。11月に浜松市と静岡市で開催した講座について報告します。

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内容 午前:「静岡県企業に勤めている留学生OB/OGと県内留学生との交流会」
午後:「就職活動・面接の基礎知識、面接体験」
日時

11月19日(土)10:00~16:30

11月26日(土)10:00~16:30

場所 静岡大学浜松キャンパス S-Port3階 B-nest 静岡市産学交流センター(ぺがサート)6階
参加者数 午前:17名 午後:10名 午前:14名 午後:11名
OB/OG

・SANDIP ACHARYA  氏(ネパール)/スズキ(株)
・PHAN THI KHUONG NHAT 氏(ベトナム)/三栄ハイテックス(株)
・金 笑杰 氏(中国)/協立電機(株)
 

・孫 江明 氏(中国)/(株)大鉄アドバンス
・金 笑杰 氏(中国)/協立電機(株)
・王 超然 氏(中国)/(株)サンロフト
・TAN KAH XING 氏(マレーシア)/(株)クリエイトエス・ディー

面接体験

講師

・しずおかジョブステーション西部 
杉山真二 氏・丸太美穂子 氏
・(株)ソミックマネージメントホールディングス   市川雄一郎 氏

・しずおかジョブステーション中部
佐野裕乃 氏・橋ヶ谷郁子 氏
・静清信用金庫 久保田克哉 氏
 

静岡県企業に勤めている留学生OB/OGと県内留学生との交流会

午前は、県内企業に勤めている留学生OBOGを招いた交流会を開催しました。OBOGの中には当協会の就職支援講座をきっかけに現在の企業に入社した方もおり、今度は講師となって参加してくれました。パネルディスカッションでは、就職活動の経験や現在の仕事、社会人の生活などについて、お話いただきました。就職活動を進める上で大切なこととして、今回のような就職関係の講座やイベント、インターンシップ等に積極的に参加すること、学生時代に日本語をしっかり勉強すること、関心のある業界や企業について事前にしっかりと調べ、自分のやりたいことを明確にすることなどが挙げられました。フリートークでは、現役の留学生から、面接の受け方や注意点、就職活動の進め方、職場の雰囲気や働き方についてなど多くの質問が寄せられ、活発な意見交換の場となりました。最後にアドバイスとして、先輩や友達、大学の先生などいろいろな人に相談し意見を聞くこと、大学生のうちに日本語や最低限のマナーを学んでおくことが大切だと教えていただきました。参加した留学生からは、やりたいことをできるだけ早く明確にした方がいいとわかった、仕事についてのイメージが明確になった、といった声がありました。

就職活動・面接の基礎知識、面接体験

留学生にとって、日本独特のマナーやビジネス日本語を学ぶ機会が十分でなく、面接を苦手とする学生も多いです。この講座では日本の就職活動の特徴、面接の基礎知識やマナーなどについて学びました。
前半は、面接ではどんなことを見られているのか、お辞儀や座り方の作法、入室から退出までの基本的な流れやマナーなどについて実演を交えながら説明していただきました。後半は企業の方にも面接官役として参加していただき、本番を想定した雰囲気の中で一人一人面接を体験しました。緊張している様子も見られましたが、皆さん積極的に取り組んでいました。体験を通して、事前の練習や準備が大切だと実感したようでした。面接官役を務めていただいた企業の方からは、企業側の視点から見た面接時の注意点、どのような学生の印象が良いか、留学生の強みなどについてアドバイスいただき、参加した学生にとって大変貴重な機会となりました。参加した留学生からは、体験を通して自分のできなかった所が分かった、事前にきちんと準備することが大切だと気づいた、などの感想をいただきました。
この講座で学んだことを生かして就職活動に取り組んでもらいたいと思います。