静岡県企業への外国人留学生によるプレゼンテーション

2017年07月03日

イメージ画像

 

当協会では、(公財)ふじのくに地域・大学コンソーシアムからの委託を受けて、グローバル人材を求める企業と静岡県で就職を希望する留学生とのマッチングを進めるため、留学生を対象とした就職支援講座を毎年実施しています。今まで受講した留学生が、静岡県の企業で活躍しています。

講座では、静岡県の産業、留学生OB・OGの就職活動体験談や就職のために必要な日本語指導などを行っています。

今回は、6月8日に開催されたグローバル人材&静岡県企業交流会の中で、静岡県の企業の皆様に、留学生の日本語力や思い等をご理解いただくことを目的に、静岡大学浜松キャンパス佐鳴会館にて、外国人留学生によるプレゼンテーションを行いました。 静岡大学総合科学技術研究科に在籍するネパール、インドネシア、マレーシアの4名の留学生が、自己紹介や専攻、留学のきっかけや将来の夢をスピーチしました。

最後に、それぞれが日本で生活するうえで驚いたことを発表しました。

鉄道がないネパールでは、「時間通りにならないバス移動が当たり前だったため、定刻に移動できる電車に大変感激した。」「インドネシアの自動販売機は壊れていることが多く、日本の自動販売機がきれいでびっくりした。」「電車の改札の複数枚の切符に対応する改札にとても驚いた。マレーシアでは、切符はコインになっていて、1枚しか対応ができない。」「インドネシアでは、猟犬として連れていくことはあるがペットとしてほとんど飼っていないため、家族の一員として扱っていることに大変驚いた。」など、日本の生活と比べたそれぞれのお国事情を話してくれました。

留学生たちは、このスピーチのために何回も練習を重ね、企業の方たちに日本語で丁寧に話しをしてくれました。企業の皆様からも質問があり、大変和やかなプレゼンテーションの時間となりました。

留学生にとっては、日本語を話すトレーニングの絶好の機会となったようでした。

7月から8月にかけて、浜松市・静岡市において、29年度留学生就職支援講座を開催しますので、是非ご参加ください。