令和4年度留学生就職支援講座  6月4日(静岡) 

2023年02月02日

 

当協会では県内企業に就職を希望する留学生に対し、就職に必要な知識やマナーの習得、静岡県の産業や企業についての理解を深めるための就職支援講座を実施しています。
6月に静岡市で開催した講座について報告します。

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日時:令和4年6月4日 土曜日 10時00分~16時10分
場所:静岡県男女共同参画センターあざれあ 第1研修室
受講者数:20名
 

時間 内容 講師
10:00~10:55 就職活動の基礎知識 岡村めぐみ 氏((公財)浜松国際交流協会(HICE)外国人雇用サポートデスク相談員
11:00~12:00 在留資格について 沖田祐子 氏(行政書士)
13:00~14:30 静岡県の経済・産業 中山勝 氏((一財)企業経営研究所 理事長)
14:40~16:10 静岡県企業について

平井 伸太郎 氏(協立電機株式会社 取締役 管理本部長)

午前は、就職活動の基礎知識と在留資格について学びました。就職活動の進め方や、日本独特の就職活動の特徴などについて紹介しました。日本の仕事や社会のことを知るために積極的にインターンシップに参加した方がよいこと、日本語の勉強、情報収集をしっかりと行うこと、なぜ日本で就職したいのか、将来のビジョンなど自己分析をしっかりとしておくことが大切だとアドバイスいただきました。在留資格については、行政書士から、主な就労関係の在留資格の種類やその資格によって認められる活動例、内定から入社までの流れや、資格変更の際の注意点などについて説明していただきました。留学生からも積極的に質問が挙がり、今まで分からなかったことが明確になり、大変参考になったという感想がありました。
 午後は、静岡県の経済・産業について講義を行いました。様々なデータを基に、静岡県の暮らしやすさや豊かさなどについて検証し、経済面や産業構造の特徴について説明していただきました。海外展開している企業も多く、世界的に有名な大企業だけでなく、特徴的な事業を行う中小企業が数多くあることなどが分かりました。最後に、協立電機株式会社の人事担当者にお越しいただき、会社の概要や働き方、企業が求める人材などについて紹介していただきました。会社には幅広い職種があり、文系理系問わず留学生にも活躍の場があること、留学生の強みなどについても教えていただきました。留学生からは、海外での事業展開や外国人社員の在籍状況、コロナの影響などについても質問があり、活発な質疑応答となりました。