湖西国際交流協会(令和二年)

2021年08月02日

実施団体 湖西国際交流協会
事業名 オンラインによる日本語指導
助成額 40,000円

背景・目的

昨年からのコロナウィルスの感染拡大により日本語教室に通うことについて、親も慎重になり、不安を感じるようになってきました。また、親の都合で、日本語教室に送って来られない場合もあります。そうした子どもたちのために、時間帯も融通がきく1対1のオンライン教室を実施することにしました。

実施内容

オンラインを活用して1対1で行う。
日本語で日付、時間などの基本的なことを毎回言う。
国語の教科書を音読させ、難しい語彙の確認、説明をする。
宿題のプリントなどでは文章問題を重点的に解く。
親との情報交換も行い、子どもの様子などを伝える。毎回の記録を書く。

成果

コロナウィルスが少し収まってくると、対面での指導を希望する親子が多く、結果的には
参加者が少なくて残念でした。しかし、このオンラインでの丁寧な指導により、日本語の語彙も増え、日本語で話すことが上手になりました。親も時々、オンラインでの授業の様子を見ることができ、子どもの日本語習得の状況がわかることは良かったです。親と共通理解の下、子どもの教育について見守っていけるのは大切だと思いました。

今後も状況をみて、オンラインでの授業を取り入れていき、日本語教室に来たくても来られない子どもたちの支援もしていきたいと思います。