湖西国際交流協

2019年10月27日

実施団体 湖西国際交流協会(湖西市)
事業名 日本語初期支援指導教室

背景・目的

湖西市では、親とともに来日したり、呼び寄せで来日したりしたことから、日本語が全くわからない外国籍児童・生徒が増えています。その子どもたちが、いきなり学校へ編入するよりも、事前に少しでも日本語や日本人に慣れてから学校へ編入することで、子ども自身及び学校側の負担が軽減することを目的として「日本語初期支援指導教室」を開催しました。

実施内容

学校編入前の15日間、1日2.5時間、ひらがなや数字を学び、日本語でのあいさつができるように指導しました。例えば、具合が悪くなったときに「~が痛いです」と言えるように、また、日本独特の学校生活(給食、清掃等)についても理解できるように工夫しました。

成果

最初は緊張していた子どもたちも、最後には担当の支援員に日本語で笑顔であいさつできるようになりました。この後は湖西国際交流協会が居場所となり、別途実施している放課後学習支援教室へも継続的に通ってくれることを期待しています。そして、学校を休学したり退学したりならないように支援していきます。