海外技術研修員

2023年02月07日

ブラジル静岡県人会

静岡県では、南米に移住された県民の子弟に対する支援を目的に技術研修員として受け入れ、県内関係機関や民間企業での研修を実施しています。

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令和4年度は、ブラジルからノムラ・マサト・ダニロさんが来日し、静岡市内の日本語学校での語学研修と洋菓子店「モンサンミッシェル」で、2月まで研修を行っています。
2代続く静岡市の洋菓子店は、代表の望月通喜さんがケーキや焼き菓子など全ての行程を一人で作り、また、小麦粉、卵、乳製品のアレルギー対応をするなど、お客様のそれぞれのニーズに応え、全国へも配送しています。
ダニロさんは、「念願の日本のお店での研修が叶い、本当に勉強になっています。」と、研修で学んでいる技術を全て吸収したいと意欲的に取り組んでいます。ブラジルに帰ってから自分のお店を持つのが夢と語っていますが、ダニロさんがオープンするブラジルのお店に、モンサンミッシェルで学んだケーキが並ぶのもそう遠くないことではないでしょう。
望月さんも、その時には是非ブラジルを訪問したいとお話いただき、まさにこの研修が、静岡県とブラジルをつなぐ架け橋となっています。