JICA海外協力隊 野田一聡さん
2024年10月01日
JICA海外協力隊としてインドネシアに行き、ラグビーの活動をしている野田さん(静岡市出身)から、インドネシアの暮らしについてご紹介していただきました。
私は現在JICA海外協力隊の一員としてインドネシアのジャカルタで生活を送っています。インドネシア派遣の目的はインドネシアラグビーの普及及び強化で、現地の様々な学校や既に組織されているクラブチームに訪問し、ラグビーの楽しさや面白さを伝える活動を行っています。
インドネシアラグビーの普及
私は10歳からラグビーを始め、大学卒業まで選手としてラグビーに携わっておりました。その中で学んだ経験は私にとってとてもかけがえのないものばかりで、この経験を還元したいという想いからラグビーを通じた国際協力活動に興味をもち、JICA海外協力隊に応募をいたしました。
現地の小学校へ訪問し、子供たちへラグビーを紹介し体験してもらうというのが私の主な活動の一つとなります。そこで私が感じることは、インドネシアの子供たちは好奇心旺盛で人見知りをしないということです。子供たちはそれぞれが皆、思い思いの方法で楽しみながら積極的にラグビーに触れあってくれるため、私自身とても楽しく活動を行うことができています。
インドネシアの生活で感じたこと
また、子供たちは日本人である私のことを怖がらず、むしろとても興味をもって色々と話しかけてくれます。インドネシアでは日本の商品(自動車、日用品等)が多く流通しているほか、日本文化(食べ物、アニメ等)も広く普及されており、彼らが社交的であることに加え、このようなことから日本という国に対し親しみとリスペクトをもってくれており、日本人の私に明るく笑顔で接してくれているのかなと感じています。
私がインドネシアで生活している中で感じたことについて最後にご紹介させていただきます。まずインドネシア料理はどれもとても美味しいです!インドネシアは日本以上のお米文化でほぼ毎食お米が食べられています。そのため、お米と合う料理が沢山あり、私自身毎日の食事をとても楽しむことができています。
そして私のインドネシアの何より好きなところは人の温かさ、優しさです。インドネシアでは人が困っているとすぐに声をかけて助けてくれますし、分からないことがあり質問をしても何一ついやな顔をせず親切に教えてくれます。日々生活していて、このような優しさに触れるたびにインドネシアで活動ができて本当に良かったと感じています。
このような優しい人に囲まれて生活できていることに感謝をしながら、残りの任期期間を一生懸命、全力で走り抜けていきたいと思います。
記:JICA海外協力隊:野田一聡
JICA海外協力隊 秋募集10月1日~10月31日まで!人生なんてきっかけひとつ。