特集「世界から見た驚き日本文化」 Vol.2 会話

2016年06月08日

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日本に長くいるのにわからないことがありませんか。そんな外国人の困ったにお答えします。

日本人の友人がいません。親しく会話ができません。
日本人とのコミュニケーションが難しいと感じます。わかってもらえそうにありません。

 

外国での生活で一番困るのは言葉と生活習慣です。
もう一度日本語を学んでみませんか?日本語の先生はあなたの身近な協力者です。
日本語が少しわかるようになったら、新しい人間関係を作りましょう。
自分の職場、子どもや家族の関係で知っている人はいませんか?
まず、近所の人と顔を合わせたとき、ゴミを出すとき、掃除や草取りのとき、町内会の行事のときがチャンスです。あなたから「にこっ」としてみてください。それだけでも日本人に安心感を与えます。あなたに「にっこり」を返してくれた人、挨拶を返してくれた人は脈があります。つぎに会ったとき、天気について話をしてみましょう。

 

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幼稚園や小学校に通う子どもがいる人は子どもの同級生の親や先生に聞かなければならないことが増えます。最初は子どもを通して話をしても、ぜひあなたからいろいろ聞いてみてください。子どものためにもわからないことは聞いておく必要がありますよ。
スポーツや音楽などの趣味のグループに参加するときは、あなたの言語以外の能力を遺憾なく発揮してください。

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町内会の班長、学校のPTAの役員に選ばれてしまいました。

 

自分がやりたいわけではないのに選ばれてしまった、いやだなと思っていませんか。
外国人だからことばも間違えるし、発音も正確ではない…。読み書きがしっかりできないし、不安だという気持ちが先にたつでしょう。でも、きっとできます。自分が外国人で、わからないことがあるということを公表して、協力者を求めてください。きっと手伝ってくれる人が現れます。そして頑張って与えられた仕事をしてみましょう。気がつけば友人もできるし日本語も上達した自分に気がつくはずです。

友人を作るための秘訣!

  1. 自分をオープンにする
  2. 参加できること 好きなものに思い切って参加する
  3. 笑顔で

あなた自身がどれだけ自分を開放するかがあなたの人間関係を広げるのです。

 

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2016年2月  冨田貴子