第19回 日本祭り(フェスティバル・ド・ジャポン)
2016年08月09日
2016年7月8日 ブラジル
7月8・9・10日にサンパウロ市で第19回日本祭りが開催された。ブラジル日本都道府県連合会主催であり、三日間で来場者数は16万8千人であった。各県の郷土料理を楽しむフードコーナー、茶道デモンストレーション、生け花展、折紙、切紙等ワークショップ等、日本の文化を総合的に楽しむ大規模なイベントである。
フードコーナーでは各県人会ブースで郷土料理が紹介され、行列が並ぶことは同祭りの特徴であるとも言える。2時間も並んで狙いの郷土食をゲットしたという人は珍しくない。静岡県のブースでは過去にはうなぎの蒲焼が紹介されたが、今回はすき焼き丼、お汁粉、餃子が販売された。
日本政府関係の数団体もブースを設け、その中で農林水産省は蕎麦と寿司のレクデモ、総領事館は有名な柔道選手の紹介、国際交流基金は日本語講座の紹介に顔ハメ看板で注目を浴びた。
1800人収容のステージでは朝から夜まで次々とアトラクションが並び、和太鼓演奏、ミス・ニッケイ・コンテスト、コスプレイ・コンペ、日本からは中平マリコ・コンサート、Hilty & Boschストリート・ダンス・ユニット公演等が会場を盛り上げた。