平成28年度 第3回 外国語ボランティアバンク研修会(東部)

2017年03月31日

「災害時、個人でできる外国人支援活動!!」開催しました!

2月18日土曜日に富士市交流センターで第3回 外国語ボランティアバンク研修会(東部)「災害時、個人でできる外国人支援活動!!」を開催いたしました。

講師はNPO法人多文化共生マネージャー全国協議会理事の土井佳彦氏にお願いし、災害時または災害に備えて個人でできる外国人支援活動について講義いただきました。また、参加型のアクティビティも用意して頂き、参加者が有事の際を想定し、さまざまなシチュエーションにどのように対応するかグループワークをすることもできました。

まず、講義の中ではいくつかの災害現場で活動された講師の実体験を基にしたお話を伺いました。災害時、外国人住民や観光客が何を求め、何が分からず、何に困るのか、それに対して私たちがどう対応できるのか、具体的に写真などを交えてお話いただきました。また災害時に使えるツールの紹介ややさしい日本語で書く準備などについても紹介があり、「・あなたが知っていれば、助かる人がいる・あなたとつながっていれば、助かるひとがいる・あなたが変われば、地域が変わる」と意識することの大切さを共有しました。

後半は参加型アクティビティ「クロスロードゲーム」(土井スペシャル)をいくつかのグループに分かれて実施しました。ゲームを経験した皆さまからは、「実際に起こりそう、ありそうな事例だったので、意識して考えることができて良かったです」、「他の人の意見を聞くことができ、視野が広がりました。いざというときのために、今、考えることが大切だと感じました」など多くの感想をいただきました。

最後に土井先生から、「全ての被災者のための訓練であり備蓄。地域の防災はその時そこにいるすべての人のため。いざとなったとき、互いに立場の違いを思いやり行動できるためにも、今、備え考えるとき。いう側いわれる側、場面が違えば立場も逆転する。そんな中、今から考え続けておくことが大切。地元に持ち帰って、もし??と考えてみよう。誰かと一緒に考えてみよう。」とお話があり、参加者全員で今できることを考えるいい機会となりました。
このボランティアバンク研修会は来年度も開催する予定です。また内容が決まりましたらお知らせいたします。ぜひご参加くださいませ!

イメージ画像

イメージ画像

イメージ画像