特定非営利活動法人 タイ王国教育支援組織SHIDA
2019年11月08日
メッセージ |
1 僅かばかりの奨学金支援で、子供の人生が、その家庭が、地域が変わります。”学校で学びたい!”という子供たちの夢を叶える活動をご一緒にいかがですか? 報酬は、子供たちの最高の笑顔です。(認定NPOのため、税の優遇措置が受けられます。) 2 いずこの国であれ、子供は未来からの使者、国の宝物、子供の笑顔こそ国の財産。支援によって、笑顔を忘れたような子供が、会うたびに少しずつ笑顔を取り戻し、成長した姿を見せてくれます。その充実感を共に味わいませんか? 3 一番苦労した人が、一番幸せになる権利がある。SHIDAは、それを教育の力で実現!に挑戦し続けます。 4 過酷な状況にあっても、今なお地元民に語り継がれる旧日本兵の振る舞いは、国際交流の模範。SHIDAもこの地で、更に絆を太くする活動を目指します。 |
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団体名 | 特定非営利活動法人タイ王国教育支援組織SHIDA |
市町 | 焼津市 |
取組名 |
タイ山岳民族の子供たち教育支援事業 |
総事業費 | 2267000 |
助成金額 | 286000 |
連携団体 | 静岡イースト21の会 タイ・メーホンソン県 フォエイシン学校・ナムディック学校など |
背景 | 1.1994年タイ・ミャンマー国境の学校を訪問した際、子供たちの姿、学校などあまりの酷さに衝撃を受け、また ここは、第2次世界大戦時、無謀なインパール作戦で敗走する日本兵が、山岳民族の人たちに助けられた地域でもあり、この地域の子供たちの教育支援こそ、その恩返しになると考えました。 2.日本の子供たちに、私たちの活動をとおし、世界の実情を知らせることが出来ればとの思いで活動を始めました。 |
目的 |
1.人と人との絆を大切にする国際交流を目指すとともに、タイ人自らの力で国境地域の環境改善を図ることが出来るよう、その基礎となる教育の充実を図ること。 2.日本の子供たちが、世界の、学校へ行けない子供たち等のために、何か行動を起こすことに期待しています。 |
概要 | 1.奨学金支援(返済不要)(延べ611人を支援) 2.楽器文具等支援(鍵盤ハーモニカ1021台、鉛筆等25,000本など) 3.絵画交流、パネル展等(18回) 4.旧日本兵遺骨調査等(厚生労働省と) |
特色/特徴 | 1.目の前の苦しんでいる子供を最大限支援激励する、人に寄り添う国際交流を目指し、卒業し奨学金の支給を終了後も交流を続けています。 2.奨学金を振り込むだけでなく、毎年子供と会い、様子を聞き助言、激励など実施しています。 3.活動は、ボランティアを基本としているため、管理費は5%以内。(29年度3.6%) 4.第2次世界大戦時の、日本軍兵士の埋葬場所情報を厚生労働省へ連絡しています。 |
実績 | 1.支援により先生9人、看護師2人、公務員試験合格4人など輩出。今後毎年1~2人が教師となる環境が整って来ています。 また、大学で日本語を専攻、学ぶ奨学生が出てきました。 2.1人の子供の成長が、家庭を変え、多くの生徒に教えることで、地域を変える原動力となることを期待させるようになりました。 3.焼津市内2校で継続的に、タイの子供たちのため文具を収集、SHIDAに寄付してくれるようになりました。(タイの、先生になった子供の学校へ贈呈) |
今後の展開 | 1.奨学金の子供たちは在学中であり、未だ教育による地域改善の途中であることから、今後も継続し活動を展開していきたいと思います。 2.また巣立った子供たちが、タイで奨学グループを準備中であり、協力しあってより多くの子供の支援につなげていきたいです。 3.パネル展は、中学、高校など拡大、毎年開催など定着化を図っていきたいと思います。 |