アジアが世界経済の中心として発展する中、国外のみならず、静岡県においても外国人とともに働き、学びそして共に生活する多文化共生社会が訪れようとしています。
外国籍住民が直面する雇用、教育、災害、医療、福祉等の分野のハードルを低くし、相互理解を基盤とした多様性に富んだ多文化共生社会の発展のためには、一人一人が国際理解を深め、活動能力を向上させることが必要です。そして、充実した活動の領域を広げるための個人、ボランティア、NPO、企業、自治体等の連携と協働を欠くことができません。
静岡県国際交流協会はこのような視点に立ち活動する皆さん、ボランティア、NPO、学校、自治体等を支援し、また連携や協働の機会を提案し、提供していきます。
今後ともみなさまのご支援、ご協力の程よろしくおねがいいたします。
次の2つの目的に沿い、さまざまな事業を実施していきます。
国際交流活動への参加や連携の機会となる県下イベントや研修などの情報提供をウェブサイトや情報紙などで行っています。
各国の国旗や卓上旗を無料で貸し出しています。
独立行政法人国際協力機構(JICA)をはじめとするさまざまなNPOや国際団体と連携・協働し、国際理解教育プログラムのアース(明日)カレッジなどを実施します。
「ふじのくに留学生親善大使」を地域の国際交流イベントや学校へ派遣し、国際交流や異文化理解の手助けをします。
留学生への情報発信を充実させ、県内企業就職の実現を支援します。
語学を得意とするボランティアを対象とした研修会を開き、活動の機会を提供します。
海外との繋がりを充実させるため、語学を学ぼうとする社会人のための語学講座を開催します。
世界中の静岡県人会とのつながりをウェブサイトを通して発展させていきます。
外国人住民支援アドバイザー(スペイン語・ポルトガル語)による相談対応や、外国人住民にとって有益な生活情報を多言語で提供します。
外国人住民相談窓口の開設、医療相談やDV等にかかる相談機能の強化に取り組みます。
外国人への日本語支援を行うボランティアの育成に取り組みます。
県教育委員会と連携し、外国人年少者への教育支援を強化します。そのための学校教員、相談員、ボランティアが共に学ぶ研修会を開催します。
県内どこに住んでも同じ外国人支援が受けられる地域の創造を目指して、県下の27の国際交流協会とともに共同調査、合同研修などを行います。