平成28年度 外国人子ども支援員養成講座

2017年01月30日

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本講座は、平成28年度初めての取り組みで、静岡県からの委託事業です。外国人住民の生活環境が多様化する中、様々な文化背景や家庭事情に影響される子どもの教育問題も複雑化しています。日本生まれ・日本育ちの子どもが増え、日本社会の中で成長していく傾向が高まる一方、日本語習得や学習への参加に「困り感」を抱えている子どもも多く、友達をつくったり、学校生活に参加したりするために、さまざまな支援を必要とする子どももいます。本講座では、こうした「困り感」を抱える子どもを理解し、寄り添うことのできる支援者の増員を図るため、「初期レベルの日本語指導」や「友人関係を構築していくためのコミュニケーション活動の支援」などについて学びました。全4回の講座のうち、3回以上出席した方は「外国人子ども支援員」として当協会にボランティア登録され、今後は、支援を必要とする学校や地域で広く活躍されることが期待されています。

プログラム

  • 第1回 日本語指導が必要な子どもと学校
  • 第2回 日本語指導のコース設計とサバイバル日本語の教え方
  • 第3回 文字とことばの指導
  • 第4回 初級の文型指導
開催期間 2016年7月6日~12月9日 全4回
会場 沼津労政会館、サンライフ焼津、菊川市中央公民館
修了者数 121名
講師

第1回(全会場)
望月香織氏(静岡県教育委員会義務教育課)

第2~4回
沼津会場 冨田貴子氏(富士にほんごの会)
焼津会場 加藤庸子氏(NPO法人浜松日本語日本文化研究会)
菊川会場 田中恵子氏(NPO法人浜松外国人子ども支援協会)