ソルソゴン大学(フィリピン)教育者との交流会

2016年11月07日

9月中旬に、フィリピン州立ソルソゴン大学の教育関係者9名が、来静されました。
ソルソゴン大学には、日本語教育や英語留学プログラム等があり、静岡県の学生や日本語講師などと相互交流・派遣事業などを進めるための訪問でした。

午前中

日本語ボランテイアグループ「清水日本語交流の会」の皆様による日本文化の紹介がありました。グループに分かれ、習字や折り紙、和紙の人形作りを順番に体験しました。

習字

自分の名前をカタカナで書くように教えてもらうと何度も試して、あっという間に半紙がなくなりました。

折り紙

富士山を折った時、”自分の地方にも富士山そっくりの山がある。”とスマホの写真を見せてくれました。本当にそっくりの富士山の形で、青空にくっきりとそびえていました。家族に見せたい、大学の生徒に見せたいと言っておみやげにバッグにしまっていました。

初めての来日でみなさん大変目を輝かして、日本の文化を興味深く見たり、体験したりしていました。日本は何でも物価が高くて、自分たちのお金ではたくさんお土産が買えないため、こういうボランテイアが提供してくれる手作りのものがうれしいと言われていました。

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午後

市民の方たち10人との交流会が開かれ、最初に大学長の挨拶、続いて大学紹介のビデオが流された後、個々の座談会へと移りました。

参加者は、外国人に日本語を教えている方が多く、フィリピンの伝統的なお菓子であるビコー(もち米、黒糖、ココナッツミルクなどが原料。紫色をした日本のおはぎに近い味と食感)とジンジャーティー、バナバという植物の葉からできたバナバ茶を味わいながら活発な情報交換がなされました。歓談が進む中、フィリピンでの日本語教師としての活動に積極的に興味を示す方も見られました。

ソルソゴン大学には4つのキャンパスがあり約1万人の学生が在籍しています。メインキャンパスはソルソゴン市内にあり、教育、テクノロジー、工学、会計学に関する科が設けられ、その他のキャンパスは郊外にあり、それぞれ漁業、農業、ITが学ばれています。

大学内に日本語センターが設置されていて、日本語を学ぶ学生が多く、フィリピンにある日本の企業に就職を希望しています。大学の方針として、雇用者がどのような学生を求めているかを研究してそれに特化した教育や、また男女の差別がないように注意を払い、平等についての配慮もしています。日本の人々との交流を望んでおり、今後日本からの留学生を積極的に受け入れたいと態勢を整えています。

学内にはホステルの施設があり、短期間でも英語を学ぶことが可能です。フィリピンの英語教育の水準は高く、留学にかかる費用は欧米に比べるとはるかに経済的な値段で済みます。首都マニラとは違い、ソルソゴンはとても安全なところですので、落ち着いて勉学に励むことができます。

今回の来静に同行した佐藤さんは、6年前県庁を退職後、フィリピンに移住し、現在同大学で600人の学生に日本語を教えています。学生の気質はとてもフレンドリー、純朴でホスピタリティーが高く、日本から来た人も溶け込みやすい環境であると語ってくれました。

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記:編集ボランティア 邑松 亨子、 川島 康子