令和6年度 ブラジル人学校生徒キャリア形成支援事業

2024年11月20日

ブラジル人学校に在籍する生徒たちが「仕事」や「働くこと」について理解を深めることを目的とし、生徒が企業を訪問して社員からお話を聞き、作業を体験させていただく「職業体験」を行いました。

学校名エスコーラ・オビジェチーボ・デ・イワタ(磐田市)
実施日10月23日(水)、 11月6日(水)、11月13日(水)
参加生徒の
学年と人数
中学校3年生 10人、 高校1年生から2年生 12人
体験先企業1. NPO法人磐田市スポーツ協会(スポーツ施設)(9:00~15:00)
2. 豊田一空園(介護施設)(9:00~15:00)
3. ひと・ほんの庭 にこっと(子育て支援施設かつ図書付き)(9:00~15:00)
4. 聖隷こども園こうのとり富丘(保育園)(9:00~15:00)
5. アマンビューティーリゾート(美容室)(9:30~15:00)
6. 山田金属株式会社(製造)(9:00~15:00)
7. ケアハウス ゆやの里(9:00~15:00)
8. 聖隷こども園こうのとり豊田(9:00~15:00)
9. LINDA STORE(靴販売店)(9:00~15:00)

今年度は職業体験の人数が多かったため、ほとんどの企業が2回の受け入れを快く引き受けてくれました。昨年度から始めたこの事業は、初めはブラジル人学校のことを知らなかった企業でしたが、体験が増えることにより、企業とブラジル人学校との距離が縮まっているように感じます。

普段学校でも利用しているスポーツ施設では、グラウンドの芝生の管理等について説明があり、普段は知らない管理等の裏側を見ることができました。

介護施設では、通所、入所、スタッフ室、養護・歯科衛生士の常駐室、看取りを行う療養部屋、入浴施設等様々な施設を見学したり、入所されている皆さんとのレクレーションに参加させてもらいました。

子育て支援施設では、図書館施設が付いており、図書返却や配架や事務作業、カウンターの対応体験をしたり、来館するこどもたちにプレゼントする折り紙等をスタッフに教えてもらいながら作りました。

こども園では、大学生の実習生に助けられながら、施設見学や子どもたちと遊びました。また、ブラジルルーツで保育士になった先輩からお話を伺うなど、保育士の仕事について深く知ることができました。

美容室では、タオル等を畳む等の営業準備や、エステやネイルをされるお客様のお手伝いをさせていただきました。美容院と学校は歩いて3~4分の距離にあるので、学校の近くの社会とのつながりが増えました。

金属製品を扱う製造会社では、切子の処分等を体験するとともに、リサイクルを積極的に行っている工夫を聞きました。社員さんが新しい技術を習得することの楽しさや働くことの大切さを教えてくださいました。

また、新しい企業体験先として、ブラジル人が経営する靴販売店にも行かせていただきました。在庫管理、仕入れ、ネットへの商品掲載等様々な体験を行いました。日本人にも評判が良くお客様も多く訪れるとのことです。日本語の重要性を語ってくださり、生徒は日本語の必要性を実感していたようです。

企業や施設にご協力をいただき、生徒たちはとても貴重な体験をさせていただきました。

体験後には、企業の方をお呼びして、企業体験について、ポスター作成の活動を通した振り返りを行い、一人一人がそれぞれのすばらしい体験を伝えようと、発表はとても盛り上がりました。

企業の方からも、ポルトガル語で原稿を準備し、励ましの言葉をいただいたり、日本語の必要性などについても説明いただき、生徒たちに、企業から直接メッセージを届けていただきました。