外国にルーツをもつ子ども達が増えています。そして、日本語運用能力が十分でない子ども達への生活指導や学習指導に対して課題を抱える学校や地域が多くあります。子どもの教育にかかる課題は、ことばだけでなく、保護者への対応、異文化理解、日本の教育制度や進学についての情報提供、学習環境の整備など多岐にわたります。そして行政職員・教員・支援員・ボランティアなど多くの人の連携が必要です。
当協会では、県・市教育委員会と連携した研修会の開催や、学校からの要請を受けて日本語支援者の派遣、多言語相談等に対応しています。
静岡県内のブラジル人学校に通う生徒を対象にキャリア教育を実施します。生徒一人ひとりが自分の置かれている状況を理解し、卒業後の進路や将来について考え、自分の進路について理解を深めることをねらいとしています。
自分の将来には様々な可能性があることを理解し、また自分自身でその可能性を広げていくことを願い「チャンス プロジェクト」と名付け、講話や職業体験、個別相談等を実施しています。
外国人を雇用している企業の担当者や現在社会人や大学生として活躍しているブラジルルーツの先輩を講師に迎え、仕事内容や必要な日本語力、現在の生活等についてお話いただきます。
地元企業を訪問し、軽作業の体験や社員との交流を行います。生徒たちは事前に訪問企業について調べ、マナー学習やあいさつ練習を行います。職業体験後は職業観・将来観についての振り返りを行います。
就職や進学支援を必要とする生徒や、悩みや不安を抱える生徒には個別に支援を行います。必要な情報提供や相談内容にポルトガル語で対応します。
当協会では、教育に関する悩みやわからないことなど、相談に対応しています。地域にある日本語教室を紹介したり、日本語ボランティアや外国語ボランティアを派遣したりしています。