日本国際連合協会 静岡県本部

第48回 「国際理解・国際協力のための中学生作文コンテスト」受賞作品

静岡県大会 日本国際連合協会静岡県本部長賞

「地球に平和が訪れる日を目指して」
掛川市立西中学校 2年 三谷千耀 さん
 私が世界の子ども達について知ったのは、小学三年の頃だ。たまたま読んでいた本に、二つの写真が載っていた。一つは、パソコンの前で幸せそうに笑う子ども。もう一つは、ダンボールのような物でできた建物の前で、虚ろな表情を浮かべている子ども。その二つの写真の違いように私は驚き、興味を持った。そして、そのページを詳しく読んでみると、世界には、発展が遅れ、経済的に苦しんでいる国が多いということが書いてある。しかも、そのような発展途上国は、地球全体から見て南に集中していて、日本やアメリカのような技術が進んでいる先進国は、北に多いというのが近代の状況だそうだ。私は、この格差がどこから生まれたのか、また、どうすれば解決するのかという疑問を抱いた。なぜなら、私は毎日幸せに暮らしていて、なんだか発展途上国の人に申し訳ないと思い、少しでもその国々について知りたかったからだ。そして、私は本やインターネットで調べてみた。
  すると、国際連合がこれらの問題を解決しようとしている事がわかった。国際連合は、世界の平和を守るため、第二次世界大戦後に51カ国が加盟してつくられ、現在では180を上回る数の国々が加盟しているそうだ。私は、これを知って、年を重ねる度に戦争が起こり、沢山の死者が出て、経済などが混乱することから平和が見直され、加盟国が増えたのだと思った。国際連合には、募金活動で有名なユニセフや、戦争をやめさせるための安全保障理事会などがある。それらの組織は、世界を少しでも平和にしようと、日々頑張っている。私も、先進国の人として、これからは募金活動などに積極的に参加したい。
  話が変わるが、最近、自爆テロのニュースをよく見る。そして思うのは、なぜ自分を諦めてしまうのかということ。自爆テロをしようとするのは、自殺するのとほぼ同じであり、それと同時に周りにいた人も巻き込んでしまう。世界の見えない所でも、困っている人を救おうとして頑張っている人がたくさんいるのに、そうやって困っている人が自ら亡くなっていけば、救おうとしている人や国際連合の努力が無駄になってしまうのではないか。だから、発展途上国の人々には、テロが多い中、内戦などが激しい中でも、自分を救おうとしている人が世界中にいることを忘れないで欲しいと思うし、それと共に国際連合には、戦争を早く解決させ、援助がさらに活発になるよう頑張って欲しいと思った。
  そして、戦争が終わったとしても、終わらなかったとしても、未来を創っていくのは今生きている子ども達。私達日本人は幸運なことに、勉強が義務付けられているこの国に生まれたので、いろんな事を学ぶことができる。しかし、発展途上国の子ども達は、勉強したくてもできなくてそのまま大人になっていってしまう。このままで良いのだろうか。現在、ユニセフなどが勉強道具の資金を集めているが、まだ完全に足りていないらしい。この状態が続くと、発展途上国は、ずっと技術が進歩しないし、先進国との差も余計に広がってしまう。だから、国際連合を中心に、子ども達の勉強についても、私達先進国の人がよく知り、考え、協力するべきだと思う。
 最後に、世界には様々な考えを持った人々がいる。でも、だからと言って自分の意見を押しつけて他人を傷つけるのは良くない。現代の北と南の差は、考えの違いから始まった戦争というものが原因で開いてしまい、人々の心を壊した。でも国際連合は、その壊れた心を世界中からなくそうとしている。これからは、国際連合を中心に、お互い考えを認め合うのも大事だと、私は思う。そのためにも、国際連合のいろんな機関に頑張って欲しい。

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