国際理解教育セミナー 第2回アース(明日)カレッジ2008
in しずおか 開催
12月13日(土)、静岡市の静岡県男女共同参画センター あざれあ にて、「第2回 アース(明日)カレッジ2008 in しずおか」【主催:(財)静岡県国際交流協会・JICA中部主催 共催:静岡市国際交流協会・日本国際連合協会静岡県本部 助成:国際交流基金】 を開催しました。
セミナーには、国際理解教育に関心のある学校の先生方をはじめ、大学生や親子などの子どもから大人まで、年齢層も職業も様々な方たち、約169名(延べ人数)が参加しました。
国際理解教育に取り組んでいる実践者が講師となり、異文化理解・英語教育・国際協力・環境・多文化共生・人権をテーマに、地球規模で起きている様々な問題や課題について、参加型ワークショップを交えたプログラムを紹介しました。
今年度のテーマは、連携。昨年度の講師を中心に、新しい講師が加わり、去年とはまた違った新たなプログラム作りに挑戦しました。どの講座も、とても和やかな雰囲気の中、参加者はそれぞれのプログラムに積極的に取り組み、活発な意見交換が行われました。
世界で起こっている様々な出来事は、自分たちと深く関わっている問題がほとんどです。国際的に平和な社会の実現には、地球規模で物事を考え、一人ひとりが自分たちの問題
として学び、考え、行動することが大切です。そのために、参加体験型の学習法を取り入れ、知り・考え・行動するための教育である国際理解教育は、今後ますます必要とされる教育ではないでしょうか。
このセミナーは、今年が2回目。今年もたくさんの方々にご協力いただき、そしてご参加いただきました。「われわれは地球人だ」をテーマに、今後もこのような講座を開催する予定ですので、是非皆様もご参加ください。
(午前)たいけん講座
異文化理解
「コミュニケーションとは、友だちとは」
講師:ふじのくに親善大使
インドネシア
ロウヘナペッシ チンタリア ニアガラ 氏
ニ ゲスト アユ カム スリ アステゥティ 氏
ベトナム レ フィ ホァン 氏
ディンティカム ニュン 氏
留学生が日本で生活してみれば、いろいろな疑問が湧いてきます。
その中から、今回は、「ともだち」について、みんなで考えました。
「ともだち」は、何人いますか?と問われたら、あなたは何人と答えますか?
ワークショップの後は、ベトナムの遊びやインドネシアの踊りをみんなで楽しみました。
英語教育
「Let’s cooperate!」
講師: TAKES静岡児童英語研究会 國見 ひとみ 氏
常葉学園大学教育学部附属橘小学校 フェ ロドリゲス クラトミ 氏
静岡市ALT メル ブッシュ 氏
1人で考えるより2人、2人で考えるよ り 4人、協力しよう!をテーマに、英語の聞取りゲームをしたり、外国のクリスマスなどの話を聞いたり、アドベントカレンダーを作ったり、英語を学ぶ楽しさを改めて実感。これから英語を学ぶ子どもたちへ、この楽しさを是非伝えていきたいです。

国際協力
「フェアトレードで国際協力」
講師:吉商本舗 若園 耕平 氏
青年海外協力隊OB 菅野 芳春 氏
吉原商業高等学校でフェアトレード商品を扱っている吉商本舗や、ガーナの協力隊の活動を通し、アフリカの現状を、みんなで学びました。
後半は、フェアトレードの商品である「ビーズアクセサリー」を一緒に作り、商品づくりを体験しました。こんな大変な作業が、実際いくらで販売されているの?
環境
「竹からマイ箸づくり」
講師:(財)環境科学総合研究所 安本 和正 氏
静岡大学環境サークル ぐりーんぐりーん 成岡 孝史 氏
竹と日本人の昔からの深い関わりを 再確認し、竹を削りマイ箸をみんなで 作りました。
プラステックの出現により、竹材を使用しなくなったことから起こる竹林整備の崩壊や、割りばし問題、輸入問題についてみんなで考えました。放置竹林を整備し、竹を使って子どもたちに野外活動の楽しみを教えている静岡の大学生の活動も紹介。できることは、身近にいっぱいあるのでは‥
午後(じゅくりょ講座)
多文化共生
「未来をつなぐきずな-多文化共生に向けての第一歩-」
講師:常葉学園大学大学院 前山 ジャンジーラ氏
常葉学園大学教育学部 星野 洋美 氏
クイズ&シミュレーションで、文化の多様性について学び、その後、事例カードなどを使い、即興報道番組を作成。共生を阻む私たちの社会の「バリア」に気づきました。
誰もが住みやすい世界をつくるために、私たちが出来ることを、みんなで考えました
人権
「みんなで考えよう 人権ってなあに?」
講師:島田市立第三小学校 渡邉 三知子 氏
浜松学院大学 津村 公博 氏
島田市立六合東小学校 茂木 寿子 氏
身近に起きている問題から、人権について、みんなで考えました。
人権について、みんなで改めて話し合う機会はほとんどないので、いろいろな気付きがありました。最後に、浜松市に住む外国籍の子どもたちの様子をビデオで紹介し、ドロップアウトされている現実を知りました。第三者の声として、自分たちも何かできることがあるのでは…みんなで一緒に考えました。
環境
「口」から入って「もののけ姫」の世界へ
講師:開発教育FUNCLUB 谷口 康代 氏
モリスト(森林療法研究所 ) 清水 光弘 氏
多くの食料を海外に頼る日本の現状を、ゲームで体験し、日本の食について、みんなで考えると同時に、昔の食事はどうなっていたのか、日本や世界の食事の様子、自給率、食生活の変化について学びました。
また、もののけ姫の世界を例えに、現代世界について、いろいろな角度からみんなで話し合いました。
最後に、分科会の様子を映像で振返り、「つながり」を確認しました。
今後へつなげるために、参加者は、各団体パネル展示へ立ち寄り、団体の活動紹介に耳を傾けていました。
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