子どものための日本語学習支援基金(子ども日本語基金)

2021年04月06日

静岡県は、外国につながる子どもが将来、日本社会で自立した大人として生活していくことができるよう、進学や就職の鍵でもある日本語習得を地域全体で支援するため、「子どものための日本語学習支援基金(子ども日本語基金)」を創設しました。この基金では、県拠出金及び企業等の皆様からの寄付を活用して、外国につながる子どもの日本語習得や地域での居場所づくりを支援するとともに学習環境の整備に役立てます。

  • 日本語学習指導者派遣事業
    日本語学習授業を新設・拡充する外国人学校に指導者を派遣する
  • 日本語学習教材給付事業
    日本語学習に必要な教材の給付・助成を行う
  • 日本語能力試験受験料助成事業
    日本語能力試験合格者へプリペイドカードを給付する
  • 提案型助成事業
    4つのテーマについて提案事業を募集し、採択した団体へ助成する

平成29年度から実施しています。

子どもの状況

県内には小学校~高校相当年齢の外国につながる子どもが約7,000人在住しています。
このうち県内公立学校には約5,600人の外国人児童生徒が在籍しており、その中で、日本語指導が必要な児童生徒は約3,000人と全国で4番目に多い状況です(2018年5月現在)。
また、県内の南米系外国人学校には約1,100人の児童生徒が在籍して、卒業生の半数以上が県内に留まっています。
県内の在留外国人の数は増加傾向にあり、永住化・定住化が進んでいます。さまざまな文化背景をもつ子どもたちが増えると同時に、日本語支援が必要な子どもの数も増加しています。

外国人の子どもを将来地域で活躍する人材に育てるため、子どもの日本語教育を支える体制づくりが必要です。

ご協力いただき、ありがとうございます!

寄せられた寄附金は「子どものための日本語学習支援基金事業(提案型助成事業)」に活用させていただきました。

寄付総額 3,498,000円(令和3年3月31日現在)

ご寄付をいただいた皆様

助成事業

助成事業は「日本語学習支援事業」と「提案型助成事業」に分かれています。「日本語学習支援事業」は基金事業として事務局が窓口となり実施します。「提案型助成事業」は原則として使途(テーマ)が指定された寄付金を活用して実施します。

助成事業

実績報告

助成事業の実績や活動の様子をご報告します。

実績報告

規定集

規定、申出書、実施要領、申請書、報告書、変更届などの書類がダウンロードできます。

規定集

よくある質問

事業や申請方法に関して、皆様から寄せられたご質問を掲載しております。

よくある質問

基金事務局

公益財団法人 静岡県国際交流協会
住所:〒422-8067 静岡市駿河区南町14-1 水の森ビル2階
電話番号:054-202-3411
ファックス番号:054-202-0932
メールアドレス: info@sir.or.jp