定住外国人求職者への合同教育訓練

2018年08月01日

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静岡県に定住する外国人労働者の正社員化に向けた就業定着支援事業は、今年で3年目を 迎えました。平成28年度、29年度の取組で合計14名の定住外国人が正社員として働き 始めています。 今年度も、外国人の雇用に関心のある企業とのマッチングに備え、外国人が集う場をお借 りし、教育訓練を実施しています。教育訓練では、外国人住民のみなさまに、「正規雇用と 非正規雇用の違い、メリット、必要な日本語能力について、将来設計を立てることの必要 性等」を説明しています。 また、外国人を正社員として採用している企業の経営者や人事担当者や、すでに正社員と して活躍している先輩社員からお話をいただき、みんな熱心に聞いていました。この機会 に1人でも多くの外国人が正社員としてまじめに長く静岡県の会社で働きながら、安定し た不安のない生活を送ってほしいと思います。

合同教育訓練の内容

1回目

6月17日 日曜日 14時00分~16時00分
磐田市(ワークピア磐田 視聴覚室)

磐田国際交流協会が毎週土曜日に実施している日本語学習参加者(ブラジル)を対象に 行いました。13名が参加し、終了後には面談を実施しました。 内容)外国人を正社員として採用している企業「鈴与株式会社」の役員より、「正社員で働 くとは」と題して、非正規と正規社員の違いについての話や企業が求める人材について説 明をいただきました。

2回目

6月24日 日曜日 11時00分~17時00分
浜松市(浜松市総合産業展示館)

カトリック教会主催「フェスタジュニーナ」のイベントに、ブラジル籍を中心に各国の人たちが300人以上集まりました。全体説明後正社員希望の12人の人と面談を行いました。

 

この合同教育訓練は今後も続け企業とのマッチングにつなげていきたいと考えています。
この事業の周知が進み今後若い人たちも応募してくることを期待しています。