令和3年度留学生就職支援講座「OBOG交流会・面接体験」11月20日(浜松)、11月27日(静岡)

2022年03月22日

 

当協会では県内企業に就職を希望する留学生に対し、就職に必要な知識やマナーの習得、静岡県の産業や企業についての理解を深めるための就職支援講座を実施しています。11月に浜松市と静岡市で開催した講座について報告します。

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内容 午前:「静岡県企業に勤めている留学生OB/OGと県内留学生との交流会」
午後:「就職活動・面接の基礎知識、面接体験」
日時

11月20日(土)10:30~16:40

11月27日(土)10:40~17:10

場所 静岡大学浜松キャンパス S-Port3階 B-nest6階
参加者数 午前:28名 午後:17名 午前:22名 午後:15名
OB/OG

・Aye Hnin Pwint Aung 氏(ミャンマー)スズキ(株)
・Kübra Taş 氏(トルコ) ヤマハ発動機(株)
・杜 亜輝 氏(中国)メディアミックス(株)
・Ferdous Nazia 氏(バングラデシュ) 三恵(株)

・孫 江明 氏(中国)ふじさんグローバルデザインセンター(株)
・孫 玥 氏(中国)(株)コーヨー化成
・Muhammad Atras Auzan 氏(インドネシア) (株)原川土木
・Do Phuong 氏(ベトナム)(株)サンロフト
・Tran Thi Quynh 氏(ベトナム)焼津水産化学工業(株)
・Nguyen Hoang Thanh Hien 氏(ベトナム) SUS(株)

面接体験

講師

・しずおかジョブステーション西部 
杉山真二 氏・山形陽子 氏
・(株)ソミックマネージメントホールディングス市川雄一郎 氏

・しずおかジョブステーション中部
稲葉恵子 氏・橋ヶ谷郁子 氏
・(株)サンロフト 鈴木あゆみ氏
・セブンセンス(株)小長谷昭文 氏・島口雅 氏
 

静岡県企業に勤めている留学生OB/OGと県内留学生との交流会

午前は、県内企業に勤めている留学生OBOGを招き、現役留学生との交流会を開催しました。OBOGの中には過去にこの講座を受講されている元留学生もおり、今度は後輩の為になりたいと参加してくださいました。勤めている会社の業種や職種、学生時代の就職活動の進め方など、それぞれ異なる背景を持つ先輩方から大変参考になるお話を聞くことができました。
パネルディスカッションでは、就職活動の流れや現在の仕事、社会人になって大変なことや良かったこと等についてお話いただきました。日本の就職活動のスケジュールや、仕事内容について詳しく説明していただき、日本の企業で働くことに対するイメージを持つことができました。OBOGが共通して語っていたのは、日本語の重要性で、学生時代に日本語をしっかり勉強しておくことが必要だとアドバイスいただきました。フリートークでは、就職活動について不安に思っていること、インターンシップへの参加の仕方、社会人の生活などについて先輩たちに積極的に質問している様子が見られました。同じ留学生だからこそ聞けることや、参考になることが沢山あったようでした。
参加した留学生からは、「先輩たちの経験から自分もたくさんのことを学ぶことができ、就活の不安も解決できました」「交流会を通じて、より企業の理解が深まりました」といった感想をいただきました。

就職活動・面接の基礎知識、面接体験

午後は、留学生が苦手とする面接について学ぶ講座を開催し、面接の時に知っておくべき基本的なマナーや所作などについて学びました。前半は、日本の就職活動の特徴や面接に臨む上で知っておくべき基礎知識、お辞儀の仕方や座り方について、実践を交えながら学びました。第一印象の重要性や、日本の採用面接のスタイルを知っておくことが大事だと教えていただきました。
後半は企業の担当者の方にも面接官役として参加していただき、緊張感のある雰囲気の中で面接体験を行いました。入室から退出まで本番を想定した流れで行い、学んだことを生かしながら皆様熱心に取り組んでいました。自分に足りない所や準備の大切さが分かったという声が多く、実際に体験したからこその気付きが多くありました。また他の留学生の面接を見ることができ、刺激を受けたようでした。面接官役を務めていただいた企業の方からは、企業は面接でどんな所を見ているのか、どんなことに気をつけたら良いのか、どんな人材が欲しいかなど本音で語っていただき、大変貴重なアドバイスをいただきました。
参加した留学生からは、「身だしなみやお辞儀など、いろいろな面接のマナーについて勉強できて良かった」「自分の足りない所やよく出来ない所を改善して、就職活動に活かすようにします」といった感想をいただきました。