日本再発見~日本の文化・習慣を学ぶ IN 静岡県~

アイラ ウエンディさん

日系ブラジル人 
両親・弟・妹と浜松市在住 

アイラさんは現在、市内の定時制高校に通う傍ら、ラジオ局・浜松エフエム放送(エフエムハロー)で週一回、日本語とポルトガル語でのパーソナリティーを務めています。
  日本に住んで14年目。日本語とポルトガル語を自由に使い分け、「両親との会話はポルトガル語だけれど、私達(弟・妹)の会話は、日本語とポルトガル語をミックスさせたジャポル語です」と、笑顔でインタビューに答えてくれました。

【ラジオ局(エフエムハロー)ではどのような仕事をされていますか】
  制作グループに所属し、今年4月からは、毎週日曜日、午後から夕方にかけての2つの番組【Haro!SUNDAYch!!】、【アミザージハママツ】の中で、パーソナリティーとして、最近起こっているブラジルと日本に関するニュースを、ポルトガル語で訳して伝えたり、ブラジルの音楽をかけたり、アーティスト紹介をしたりしています。

【仕事への心構えや、その中で感じることは】
  初めは、軽い気持ちでこのラジオ局にボランティアとして入ったのですが、今番組を担当させてもらえる立場になってみると、毎回緊張するし大変な事も多いけど、やっていてすごく楽しいので、自分は本当にこの仕事が好きなんだなぁと、思うようになりました。     ラジオの生放送というのは、全て言葉で伝えなければいけないので、自分の使う言葉の幅が広がったし、日常生活も日本人化したというか…時間を守る・連絡はこまめに取る・書類は何回も見直す・というふうに、てきぱきとメリハリがついてきたのも嬉しいことです。
  8月11朝に起きた地震直後の放送の時には、日本語で放送される地震情報を、私がポルトガル語に訳す役目だったのですが、情報量も多いし、専門用語もあったので本当に緊張しました。聴いている人に、正確に、そして“大丈夫ですよ”という安心感を与えるために、まずは自分自身が落ち着いてしゃべるように心がけました。

【今の気持ち・皆さんに伝えたい事・将来の夢をお聞かせください】
  私は、ラジオ局の仕事について何も知らなかったのですが、「この仕事をやってみない」と誘われた時に、思い切ってやってみたらとても楽しく、自分に向いているということがわかりました。
  何かを始めたいという気持を持ちながら、「こんな歳だし…今更始めても」とか、「まだ若いから…それは無理」と言って、そこで諦めてしまうのはもったいないことです。どんな事でも、やってみないとわからないのだから、チャンスを見つけたら飛び込んでやってみるべきだと思います。
  浜松に住んでいるブラジル人が、私が担当しているエフエムハローのこの番組を聴いて“懐かしいなぁ”って思ってくれたら嬉しいし、将来は、日本とブラジルを行ったり来たりしながら、「アイラに頼めばやってくれるよ」「アイラがいるから大丈夫」と言ってもらえるような仕事をしたい。そういう自分(架け橋)になりたいです。
 
  10代のアイラさんの夢は、これからもどんどん大きくふくらんでいくことでしょう。その一つ一つを着実に実現させていって欲しいと願っています。

 

記 編集ボランティア 齊藤淑子

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