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中国国内でお医者さんとして働いていた高さんが、3年前に浜松医大に留学した経緯・研究のテーマ・中国と日本の医療の違い・浜松での暮らしぶりなどを語っていただきました。
留学先に日本の、静岡県内の大学を選んだ理由は何ですか:
私が子供の頃、テレビでは「一休さん」とか「鉄腕アトム」など、日本のアニメが沢山放送されていました。心の中に、日本は夢みたいな所として映り、どんな様子か見てみたいという思いが芽生えました。父が仕事の関係で日本語を勉強していたので、私も一緒に少しずつ習うようになっていきました。中国内で医者になり、大学に戻って更に勉強していましたが、薬物依存の事に興味を持つようになりました。その専門である浜松医科大学の教授の論文を読んで、是非この教授の下で勉強したいと思ったのです。
どんな研究をされているのですか:
研究室では、毎日何十匹ものラットやマウスの世話をしています。かわいいですよ!
一例ですが、人間の体は、ニコチン・コカイン・アルコール等を過剰に摂ると脳の中のドーパミンいう成分が増えて興奮状態になってきます。ラットやマウスにそれらを与えた時に起こる変化・行動は人間にも当てはまるので、そういう事を研究しています。
中国と日本の医療の違いはどんなところに:
日本=病院と薬局が別々。 中国=一緒。院内投薬。
日本=治療費が高くて、薬は安い。中国=治療費が安くて、薬が高い。
中国では、田舎の小さな病院の医師は、どんな病気の患者も診察しなければいけない為最近は、自分の専門分野を集中して研究したいと、大きな病院勤務を希望する傾向があるようです。もちろん中には、田舎の小さな病院で、貧しい人たちの病気を治したいと、頑張っている医師もいます。
浜松で暮らしてみての感想は:
初めて浜松駅に着いた時、タクシーの運転手さんが階段を行ったり来たりして、重たい荷物を下ろすのを手伝ってくれました。とても感動しました。困ったとき助けてくれた人のことは一生忘れません。
物価が高いのは留学生にとってちょっとつらい事ですけど、街はきれいだし、皆さんとても親切なので、浜松に来てよかったと思っています。
子供達と一緒にゲームをしたい!中国語や、水餃子の作り方を教えてあげたい!都会、田舎、海、山…いろんな所に行って沢山の日本人と話がしたい!
などなど、高さんのお話はまだまだ続きました。高さんの今の気持ちは、とにかくもっと日本を知りたい!の一語に尽きるようです。インタビューの最後に、「同じ地球で暮らすものとして、日本と中国は兄弟みたいに、いつまでも友好関係を保っていかなければなりません」という、高さんからのメッセージが、深く心に残りました。
記 編集ボランティア 齊藤淑子
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